ケニアでの営業許可証 手続き方法
明けましておめでとうございます。
今回はケニアでの営業許可証をどのように取得するかを説明させていただきます。
営業許可はBusiness License と言われていて、有効期間は1月~12月の1年間で毎年更新になります。
地域毎に価格も申請場所も変わってきます。
例えば、ナイロビの場合はNairobi City Countyへ行って申請が必要になります。
何のビジネスをしているか?従業員は何人か?などで金額が変わってきます。
ケリチョだとKericho County への申請になります。場所によって必要になるので、ナイロビで許可証を取って同じ会社の支店だからKerichoでは許可証を取らなくて良いということにはなりません。
Business Licenseを取っても、忘れてはいけないのは、消化器ライセンスですね。
オフィスやお店には消火器を取り付けていなければいけません、消化器を購入して、ライセンスを取得します。取得する時に検査員が来るわけではありませんが、抜き打ちチェックがたまにあります。こちらもオフィスの大きさなどによって価格が変わります。一番安くて4,500円くらいですね。
他にも必要な物はあります。例えばHONDAという看板を上げている場合は、サインボードライセンスが必要。車に社名をでかでか印字したりすると、ブランディングライセンスが必要と、沢山あります。。。。
経費がかさみますね。
ざっと、City Countyへの申請はこのような感じですが、それとは別に必要な物もあります。
例えば、カーハイヤーをしていれば観光省に対しても申請が必要になります。これは営業している業種によって各省庁への申請が必要になってきます。飲食店の場合は、ここの省とかという感じです。
これもかなり厳しい基準になっています。
ここからは、いつもの愚痴になりますが、このライセンス取得も一筋縄ではいかないことがあります。
この前、営業ライセンスを更新して消化器、サインボードと更新した時、支払いや窓口へ出向く対応を従業員に任せていたのですが、従業員が更新したライセンスを渡してくれないと言うのです。
従業員「ライセンスを渡すのには、もう少しお金が必要と言われるんだけど。。。直接スタッフと話てもらえる?」
役所スタッフ「ライセンスの手続き料として1,000円くれ」
マクシー「そんなお金今まで払ったことないけど、何のお金?」
役所スタッフ「私は、すばやく更新手続きをしたから、そのお礼にお金を払って欲しい」
マクシー「えっ、それはあなたの仕事ですよね? あなたはその仕事をすることによって政府から給料をもらっていますよね? そのお金に対してレシートは発行されるのですか?」
役所スタッフ「はぁ??俺へのクリスマスプレゼントだよ!!」
マクシー「あなたへのクリスマスプレゼント?じゃあ、僕へのクリスマスプレゼントもあるの?」
役所スタッフ「なんだお前!!もういい!!」
そんな感じで、お金を払わずライセンスをもらいましたが、こんなことが日常茶飯事です。
これで、嫌がらせをされる可能性もあるので、こういった対応が良いということではありません。
今年も頑張りましょう!!
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