アフリカのケニアでビジネスを成功させる!

ちょっとした自慢話~ヘッドハンティング~

 
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2014年11月からアフリカのケニアでビジネスをしているMAXY(マクシー)です。 ドライバー付きレンタカー、車の輸入販売、バイクショップ経営などいろいろなことに挑戦しています。 今後、ケニアでビジネスを検討されている人たちに、少しでも役立つ情報を掲載できたらと思いブログを始めました。

ご無沙汰しております。なんとか商売続いています!

前回書いた昨年9月から在庫が無くなるという問題があり、無くなっている訳ではないのですが、今日まで在庫不足の状況が続いています。

と、いうことであまり明るいニュースがなく書けていませんでしたが、今回、少しいい事があったので、書かせて頂きます。

 

うちで営業をやってくれているTiberius君なのですが、僕が青年海外協力隊の時から縁があってここにいるのですが、弊社に入る時に、彼は大学を出て就職先が見つからず困っていたのです。

そこで僕が、ちょうど自分の会社を立ち上げる時期でもあったので、手伝ってくれるか?と、いうような感じで入ってもらったのです笑

なので、その当時彼はバイクの免許もなく、バイクを売ったことも営業をしたことも無かったのです。全くの営業ド素人だったのです。

彼は大学で会計学を学んでいたので、将来は会計士になるか財務担当の仕事がしたいと言っていましたので、少し会計関係の仕事をさせた時期もあったのですが、イマイチだったので営業だなと思いました。

僕は大学出てからキヤノンの代理店でコピー機を販売する営業職を7年半やっていたので、営業を教える自信はあったので、素人でも問題ないと思っていました。

バイクショップを立ち上げ、彼をかなり厳しく指導しました。僕も自分の店の売り上げが欲しかったので、必死でした。

ボロカスに怒鳴ることもたまにありましたが、彼は辞めずについてきてくれました。少しずつ良くなっているのは本人も実感していました。今では部下も付けて、給与も始めの倍近くは渡せるようになりました。

 

1年くらい前に、彼は友達とお金を出し合って、酒屋を始めたのです。ケニアでは副業をするのは普通なので、これはよくある話です。

しばらくすると彼が、

「MAXYが会社に来て、バイクが売れてない時に、僕らに対して何してるねん!?ってストレスを感じていたのが良く分かるようになりました。僕も仕事が終わって自分の店に行くと、客もいなくて暇そうに座っているレジの子を見るとストレスを感じます。なんでこのただ座っている奴に給与渡さないといけないんだ?と」

これを聞いて、すごく嬉しかったです。経営の視点から物事を見られるようになったんだ!と思いました。僕も日本にいたころは経営側からの視点で物事が見られていなかったことが、こっちに来て経営するようになってから凄く実感できたからです。

これは僕も応援したいなと思い、「お金が必要な時は言うてな!貸すから!ただ僕が納得する理由を持って来てよ。」と

すると、数カ月して10万円くらい貸して欲しいと、内容は、在庫も増やしたいし、店の中にテレビと机を置きたい。そうすることによって、お客さんが増えると。

面白そうだなと思い、貸しました。

一時期はコロナが酷くなり、経営が厳しかったそうですが、最近ではそのお金で買った机でテレビを楽しむお客さんが増えたそうです。売り上げが順調に伸びているとのことでした。すごく感謝されました。

これは良いと思い、マネージャークラスの他の2人にもビジネス始めるんだったら金貸すから、始めてみたら!?と提案しました。1人はすぐに提案書を持って来てそのお金でビジネスを始めました。八百屋さんを開きました。これも頑張って欲しいですね。

 

話は戻りますが、Tiberius君、最近CMC(ケニアではかなりでかい会社)というMAZDAやSUZUKIのディストリビュータをやっている会社からヘッドハンティングの声がかかったのです。給与はうちの倍くらいを提示されたそうです。

僕がキヤノンの代理店で働いていたころ、僕の給与はキヤノン本体で働いている人の半分にも満たない額でした。要はMAXYのようなディーラーの給与とディストリビュータの給与では同じようなことが起るのです。

その会社がHeroというバイクメーカーを販売しているので、その部署のマネージャーに抜擢されたのです。

例えると、3年前は就職先がなかった彼が、今はキヤノンから課長クラス待遇で来てくれと言われているのです。

これは僕の指導力のすごさ!?いやいや、もちろん彼の努力が一番です!!笑

ただ、彼はこの話断りました。なんで断ったのかと聞くと、

「話をしてきたCMCの役員が、めちゃ怖そうだったから」と、なんじゃそらっていう。。。

実際、今彼が抜けるとうちの売り上げはガクンと落ちると思います。僕的には残ってくれて凄く助かりました。

彼が断わり続けた時に、どうしてもダメならMAXYでHero販売してくれないか?と言われたそうです。

少しずつではありますが、MAXYの名前が知れ渡って来ています。

僕は倒産するのは仕方ないといつも思うのですが、従業員が職を失うのが申し訳ないと思っているのです。でももう少し知名度が良い方に上がって行けば、MAXYで働いていたのなら、採用するよ!と、いう声も出てくるのかな?と思い少し楽になりました。

 

Tiberius君もそうですが、MAXYは従業員共々成長しているという、ちょっとした自慢話でした笑

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2014年11月からアフリカのケニアでビジネスをしているMAXY(マクシー)です。 ドライバー付きレンタカー、車の輸入販売、バイクショップ経営などいろいろなことに挑戦しています。 今後、ケニアでビジネスを検討されている人たちに、少しでも役立つ情報を掲載できたらと思いブログを始めました。

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