バイクショップ オープンまでの道のり②
私がバイクビジネスについて、リサーチしたり、考えたりして得たことをここで書いていけたらと思います。
前回の記事に書いたように、バイクビジネスを展開して人の役に立つのは良いのですが、
実際バイクをローンして私の飯が食えるのか? ということです。
ビジネスをするには利益がでないこと意味がありません。
私の飯が食えなくなるのもありますが、資金がなくなればサービスをお客様へ提供し続けられなくなります。
バイクをローンして、こちらも利益を得て1年か1年半後にライダーの手に渡すといっても。
利益を上乗せした分だけ支払いに時間がかかり、ライダーから利子が高すぎると思われると、ローンする人も増えません。
バイクをレンタルしている方が、気が楽でいいというライダーも実際います。
それに、ローンを終えて現金一括で買うとなった時に、バイクのお店から私が仕入れをしていれば利益がでません。
店頭価格で販売しても利益がでる、代理店価格で仕入れないとビジネスにならない。。。。
いろいろ調べるうちに、役に立つビジネスなのかどうかも分からなくなってきました。
壁にぶち当たりました。
と、いうことで一旦、ローンのことは置いといて、
>どのメーカーのバイク代理店になるか?
という方向で考えるようにしました。
まずは「バイク販売で収入を得られる方法」を考えようと思いました。
ケニアにはバイクのメーカーは大きく分けて、
インドメーカー(Bajaj, TVS など)
中国メーカー(Skygo, KingBird, Haojin など)
日本メーカー(HONDA, YAMAHA など)
が入って来ていますが、当時私がケニアに来た2014年や2015年の日本メーカーシェアは数パーセントでした。
おおまかに、日本メーカー、インドメーカー、中国メーカーという順番で耐久性は良いという話でしたが、価格も耐久性が高い順に高くなるとのことでした。
中国メーカーがケニアでは多いのですが、各メーカー毎でのケニアシェアは1番Bajaj、2番TVSという感じでインドメーカーが強いのです。
世界のシェアではHONDAが圧倒的に1番のシェアですが、ケニア市場ではインドメーカー、中国メーカーが人気でした。
とは言っても、私は日本人で、日本製品の質にも誇りを持っていましたので、日本メーカーのバイクを販売したいと思いました。
ケニアで現地組み立て工場を持っている日本メーカーは、HONDAとYAMAHAでバイクタクシー用のバイクを販売しているのもこの2社でした。
そして、2社とお話をさせて頂き、私がしたいことができそうなHONDAさんと契約をする方向にしました。
当時は中古車輸入販売、レンタカー事業などもまだ軌道に乗っていませんでしたので、このリサーチもかなりゆっくりでやっていました。
2年かかってしまいました(汗)
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